2010-11-28

アドヴェント・クランツに灯りがつくと~♪

教会は今日からアドヴェント(待降節)に入りました。

クリスマス前の4週間を準備する時として守る習慣は、とても古い時代からあるものです。
「アドヴェント」とは、ラテン語の“advent”(来る)という意味で、イエスさまの降誕が近づいてくることを意味しています。
アドヴェントは、11月30日、もしくはそれに近い主日(今年は11月27日の夜の礼拝)から始まり、主の降誕の前夜(クリスマス・イヴ)に終わります。

「教会のカレンダー」は、このアドヴェントから新年が始まり、イエスの降誕と生涯を1年を通して思い起こして祝います。



幼稚園でもクリスマスの準備が始まり、聖誕劇やクリスマス・キャロルの練習が始まりました。
今年も素敵なアドヴェント クランツが出来上がりました。
先生達の力作です!!


教会では、このアドヴェントの間に、もみの木や柊でクラウン(王冠・輪)を造り、この上に4本のローソクを立てます。
よく、「リース」と呼ばれる、壁掛けのクリスマス用品を目にしますが、全く同じものです。

今日から、日曜日毎に1本ずつローソクに灯りをともし、教会と幼稚園はクリスマスへの準備を進めていきます。

共にイエスさまを迎えるアドヴェントの時を過ごしましょう。

Urakami

2010-11-09

教会の七五三?

来週の日曜日は、幼児祝福礼拝!!
着々と準備が進んでいます♪

子ども達の健やかな成長と健康を願って、礼拝を神に祈ります。
神社でいうところの『七五三』に当たります。


私は生まれた時から教会での生活にどっぷりと漬かっていたので、神社での『七五三』を経験したことがありません。
愛媛にいた頃、同級生が、晴れ着を着てお菓子の入った袋をさげて神社から帰る姿が、とてもうらやましかった気がします。

『七五三』、もともとは関東圏だけで行われていた地方風俗だったようです。
そいう言えば、大阪では、『七五三』よりも『十三詣り』の方に力を入れていたような気がします。

「誰でも7歳、5歳、3歳になると祝うのかな?」と思っていのですが、
聞いてみると、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳に行われるそうです。
「7歳までは神のうち」という言葉は聞いたことがありますが、
日本も、近世までは、乳幼児の死亡率が高く、子ども達は7歳くらいまでは「あの世とこの世の境にいる存在」とされて、いつでも神さまのもとに帰ると考えられていたようです。

そう考えれば、キリスト教も似ていますね。
地域が変わっても、「子ども達を大切に育てたい」「神さまに健やかな成長をお願いしたい」という、親の思いに違いはありません。
違いがあるとすれば、キリスト教の『幼児祝福式』には年齢制限がない所でしょうか?
子ども達全員が主役です♪
子ども達の健やかな健康と成長と願いたいと思います。




幼児祝福礼拝
【 日時 】 2010年11月7日(日) 10:30~11:30

【 場所 】 城之橋教会 礼拝堂


礼拝の中で、子ども達と親御さんに前に出てきてもらい、一人ずつ祝福を授けていきます。
千歳あめの入った袋も用意しています♪
ぜひお越しください♪


教会の千歳あめ
Urakami

2010-11-06

敬神

今日は、予定していた会議が無くなったので、教会員の下村翠苑さんが出展しておられる、展覧会(神明ふるさと再発見 グループ展)に行ってきました♪

会場は鯖江商工会議所に併設されている『ギャラリー新』というところでした。
うちからの道中、国道8号線の両脇にある木々が美しく紅葉していました。
ここ最近、デスクワークが中心だったので寒さ以外で秋を感じることができ嬉しかったです。
神明ふるさと再発見 グループ展


下村翠苑さんのご厚意により、作品をアップすることができました。感謝です♪
彼女が出展されている展覧会に行くのは、2度目ですが、今回は大作が多くその勢いに圧倒されました。
書道がこれほどまでに奥が深いとは…

墨の濃さと水の質。紙の種類と墨の質。そしてその日の天気(湿度)。
色々なものが集まって、1つの作品が出来るそうです。
そして、なによりも重要なのが、書き手の腕と集中力、そして心。

「1枚の作品を書くのに2時間かかった」
話を聞いていて、目が回りそうでした。
もちろん2時間で仕上がるのではなく、何度も書き直す。時には何日もかけて仕上げる。
人間がそれほどの長い時間、集中出来るとは、考えたことがありません。

私はいつもいい加減な字を書いて、
「字は体を表す」
という言葉と共に、よく父に叱られましたが、「その時の心の様がそのまま字に現れる」と伺い、感銘を受けました。
私も、もう少し素直で美しい字を書いていきたいと深く思いました。



展覧会からの帰り道、もう冬に向けた準備が始まっていて、ツツジにも雪つりが施されていました。
北陸の短い秋。たっぷりと堪能したいと思います。

Urakami