宗教改革記念日礼拝 2012

今年の宗教改革記念日の礼拝は、テゼ共同体の歌による祈りと黙想をとおして守りました。
今年は、ルターが「95ヶ条の提題」をヴィッテンベルク城教会の扉に張り付けてから、495年目にあたります。

その後、プロテスタント教会は多くの教派に分裂し、現在でも一致することが出来ていません。当教会では、宗教革記念日礼拝にてテゼ共同体の歌と祈りを用いることで、その一致を強く祈りました。

*テゼ共同体とは、キリスト教のエキュメニカルな（教派を超えた）男子の修道会です。フランスのブルゴーニュ地方、テゼ村にあり、年間10万人を超える若者が訪れるヨーロッパ有数の巡礼地でもあります。テゼ共同体の簡潔な歌と祈り、そして黙想は、教派を超えて人々を一致させる鍵となり、現在、世界各地のエキュメニカルな集会で用いられています。

礼拝の最後には、皆さんが手元に持っていたロウソクを祭壇に捧げ、愛する者の為に、また教会一致の為、殉教者の為に祈りを合わせました。

人数は少なかったのですが、それだけに皆さんゆっくりとお祈りを捧げることができたようでした。

Urakami