会場は鯖江商工会議所に併設されている『ギャラリー新』というところでした。
うちからの道中、国道8号線の両脇にある木々が美しく紅葉していました。
ここ最近、デスクワークが中心だったので寒さ以外で秋を感じることができ嬉しかったです。
神明ふるさと再発見 グループ展 |
彼女が出展されている展覧会に行くのは、2度目ですが、今回は大作が多くその勢いに圧倒されました。
書道がこれほどまでに奥が深いとは…
墨の濃さと水の質。紙の種類と墨の質。そしてその日の天気(湿度)。
色々なものが集まって、1つの作品が出来るそうです。
そして、なによりも重要なのが、書き手の腕と集中力、そして心。
「1枚の作品を書くのに2時間かかった」
話を聞いていて、目が回りそうでした。
もちろん2時間で仕上がるのではなく、何度も書き直す。時には何日もかけて仕上げる。
人間がそれほどの長い時間、集中出来るとは、考えたことがありません。
私はいつもいい加減な字を書いて、
「字は体を表す」
という言葉と共に、よく父に叱られましたが、「その時の心の様がそのまま字に現れる」と伺い、感銘を受けました。
私も、もう少し素直で美しい字を書いていきたいと深く思いました。
展覧会からの帰り道、もう冬に向けた準備が始まっていて、ツツジにも雪つりが施されていました。
北陸の短い秋。たっぷりと堪能したいと思います。
Urakami
本当に短い時間しか鑑賞できなかったので それぞれに込められた思いをもっとじっくりと味わいたかったです。 作品を書きひとつひとつ創りあげる集中力と熱意はすばらしいものですね。
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