2011-03-20

【研修報告】 復活日前夜の黙想と祈り

先日、雑誌「礼拝と音楽」の企画で、「復活日前夜の黙想と祈り」(「礼拝と音楽 No.148」号掲載)を共に守る礼拝が、大阪で執り行われたため参加してきました。

城之橋教会でも、昔は「復活徹夜祭(Easter Vigil)」を守っていたようですが、もう長い間行われておらず、教会員の高齢化などの問題もあって、なかなか再開できない状態になっています。

今年も、立派なパスカル・キャンドル(イースター・キャンドル)が届いたのに、今年もまた1人で、ロウソクの祝福だけの礼拝になりそうです。


復活徹夜祭は、「復活の聖なる徹夜祭」とか「イースター・ヴィジル」と呼ばれる礼拝で、聖土曜日の夜~イースターの明け方に行われる礼拝です。
礼拝は、<光の礼拝><ことばの祭儀><入信式><聖餐>から構成されており、主イエスのご受難から復活に至る出来事をたどる、ダイナミックで、とても美しい礼拝です。

今回の礼拝は、吉田雅人先生、小栗 献先生、水野隆一先生の共同司式によって行われ、それぞれの先生方の色も滲み出た、とても良いものになりました。(礼拝の善し悪しを言うのも微妙ですが…)
主イエスの受難から復活に渡る、いくつもの預言の言葉、そして「イエスは死の力に打ち勝ち、真に復活された」と語る福音朗読。
福井に来る前は、当たり前のように毎年味わってきた典礼を、当時と同じ思いで味わうことができ、本当に嬉しかったです。

また、ちょうど、この礼拝の6日前に東北地方太平洋沖地震が起こったこともあり、礼拝の中でも、「とりなしの祈り」の中で、共に祈りました。




主の復活日前夜の礼拝のモデルケースとしてだけでなく、この礼拝を通して共に祈りを合わせ、それぞれが遣わされている現場に帰っていくことができ、本当の意味での礼拝になったと感じました。


今後も、このような機会がもたれることを、楽しみにしています。
雑誌「礼拝と音楽」の編集部の皆さまと、このような企画を実現してくださった方々に感謝です。




Urakami

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